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ロハスビジネスアライアンス(LBA)は、LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)の価値観に基づくビジネスを活性化するプラットフォーム。代表は、井出敏和、大和田順子両氏。ちなみに、水津も理事の一人となっています。
先日、第四回LBAセミナーが、東京丸の内の「エコッツェリア」開催されました。
LBAでは、こうしたセミナーを年数回、メンバー向けに提供しており、セミナーの後の懇親会では、ロハスビジネスに取り組む企業やメディア、支援者などが相まって、有効な情報交換・ビジネスチャンスの場となっています。今回は、このセミナーのリポートをします。
ロハス系メディアの役割と活用の仕方
今回は、ゲストにロハス系のメディア「ソトコト」「エココロ」「オルタナ」三誌の編集者の方をお招きして、 各メディアの特徴、メディア活用方法、中小企業にとっての
広報のポイントなどについてお話頂きました。

一般的に、自然・環境系をはじめとして市民活動・NPOなどは各団体の仲が極めて悪く、コップの中の小さな争いがその業界の最大の問題ということもままあるのですが、異なるメディアが一堂に会してロハスについて議論できるところは、ロハスだからかもしれません。
各メディアには、それぞれに特色があり、当然ながら、各誌が目指しているもの、ターゲット、誌面・企画づくりのお話は非常に参考になりました。たとえば、各誌、一番成功した企画は何か。反対に、失敗した企画にはどんなものがあったのか。それはそのままロハス起業や地域にも大きなヒントになったのではないかと思います。
たとえば、表紙一つで売上が全く違ってしまう。ソトコトさんもエココロさんも、そういう失敗から学び、各ブランドを確立していかれた経緯などを聞くと、PRのプロともいえるメディアですら、手探りでやっていく時代なんだなーということを痛感します。私自身とても参考になった鼎談でした。
ロハス企業のビジネスプレゼンテーション
LBAでは、毎回、LBAメンバー企業のビジネスプレゼンテーションの時間を持っています。今回は、ReCoプロジェクト ECOMACOさんと、 安心安全な家庭用洗浄剤ブランド「Sndek」 服部製紙 さんからのビジネスプレゼンテーションがありました。
ECOMACOさんについては、ロハスビジネスの中でも紹介されていて、すでにご存じの方も多いと思います。ちなみに、ロハスビジネス出版に合わせて開設された「ロハスビジネス」の情報ポータルサイト「Lohasbusiness.jp」では、ロハスビジネス地図のコーナーで、掲載企業・地域情報を一括紹介しています。
ちなみに、エコマコさんはこちら。
ロハスビジネス地図「エコマコ」
土にもどるとうもろこしの繊維を使った衣類。私も一枚持っているのですが、着心地もとてもいいんですよね。
また、今回、興味深かったのが、四国の製紙会社さんで、安心安全な家庭用洗浄剤ブランド「Sndek」服部製紙さんです。先日、製紙会社のエコ偽装があったばかりなのですが、プレゼンでその環境への取組みを拝見して、こうした企業もあるんだと再発見でした。
同社は、手抄和紙の製造を起源に、家庭紙全般にわたる商品開発を手がけています。

小さな企業が、自らのブランドを高めるブランディングの取り組みは、他の中小企業が学ぶべき点多々あるように感じました。
ロハスビジネスの黄金ルールの中には、デザイン性というのがありますが、単に環境にいい、健康にいいではなく、ロハス企業、ロハスな地域は、本物志向の消費者が求める「本物って何」が分かっていないといけないのですが、それを見事に具現化しておられました。
尚、デザインの中の「色」について、「Lohasbusiness.jp」では、ロハスビジネス対談の第一回で、カラーコーディネーターの滝沢真美さんとの色対談をしました。良かったら、こちらも参考にしてください。
今、なぜロハスなのか 大和田順子
大和田さんからは、今なぜロハスか。各種調査から、ロハス層の特徴、 国内の企業18社の事例と共通する5つの黄金ルールの紹介がありました。

ロハスビジネス黄金ルール
(1)経営者自らがロハスの価値観を持つ
(2)ミッション経営を行う。
環境・社会的責任のビジョンを持つ
(3)オリジナリティを大事にし、
品質やデザイン性に関し基準を持つ
(4)ステークホルダーと共感・信頼関係を築く
(5)収益性、社会性、透明性を追求する
地域再生におけるロハスポイント 水津 陽子
水津からは、ロハスなら地域も活きるという第四章で取り上げた事例のポイントや地域再生に活かすロハスのポイント解説をしました。

ポイントは大きく分けて二つあります。
一つは、ホリスティックな問題解決の視点です。
今回の本の第四章で、7つの例で、地域再生の考え方、手法を紹介しましたが、一つ目のポイントは、これを個々の事例としてこれを捉えるのではなく、これらを一体として捉える、ロハスビジネスの視点を持つことが必要という点です。
第4章の冒頭でも書きましたが、ロハスビジネスは、有機農業をすることではなく、どんなことであれ、結果として、それが持続可能な経済・社会の実現に至らないとしたら、それは真のロハスビジネスではないということです。一時的、部分的に良くても、全体として、結果的に環境に負荷をかけたりすれば、それは本末転倒です。
もう一つは、第六章で書きました。「価値観の変容・多様化」した知識経済社会におけるビジネスの在り方は一変しているということです。つまり、価値とは何か。ロハス層という、意識の高い、新消費者層に対して、サプライヤー側が追い付いていない。
そういう意味で、様々な転換が必要になってきている。その中でも、「企業×地域のビジネスモデル」あるいは「広域連携」、「地域連携」、「商工農連携」など「新たな連携/パートナーシップ」の視点が必要になってきています。
あるいは、こうした点に基づいた新たな経営手法、ビジネスモデルが必要になっていると感じています。そして、その新たな経営手法やビジネスモデルを今後提案していきたいと思っています。
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